【誰でも簡単】ポーカーの基本ルールと遊び方！種類や歴史・役の強さなどを徹底解説

ポーカーとは、簡単「5枚のカードで最も強い役を揃えて勝敗を決めるカードゲームの一種」です。

最近ではオンラインポーカーがやアプリがリリースされ、日本でも高い人気や知名度を持つようになりました。

この記事では、ポーカーのルールや遊び方、用語、役などの基本的なことをまとめ簡単に誰でもわかるように解説します。注意事項もお伝えするので、ポーカーで遊ぶ前にご一読ください。

ポーカーとは？

元々ヨーロッパの貴族の間で流行っていたテーブルゲームで、100年以上の歴史を持つと言われています。

ここではポーカーの概要や目的、種類、参加人数などについ紹介します。

ポーカーとはどんなゲーム？

ポーカーとはトランプを使ったカードゲームの1種で、5枚のカードを使い役を揃えて勝敗を競います。

1回のゲームごとに勝敗が決まりますが、ポーカーの最終的な目的はチップをすべて手に入れるもしくはより多く獲得することです。

ポーカーでチップを手に入れる方法は2つあります。

• 最後（ショーダウン）までの個ったプレイヤーの中で1番強い役を完成させる
• 他のプレイヤーを全員フォールド（ハンドを降りる）させる

チップがなくなるまでプレイできるので、1ゲーム負けたとしても即座に「負け」にはなりません。

チップが残っていればハンドに参加し続けることができ、最終的に逆転することもあります。

日本ではポーカーにギャンブルのイメージがありますが、運以上に戦略と心理戦が重要となる頭脳ゲームです。

ポーカーの種類

実は、ポーカーにはいくつもの種類があります。

世界で基準ルールとされているのはテキサスホールデムというゲームで、本記事で取り扱う種類です。

種類の多いポーカーですが、大きく分けて以下の3つに分類されます。

• ドローポーカー（クローズドポーカー）
• フロップポーカー
• スタッドポーカー

プレイヤーが共有するコミュニティーカードや手札の公開・非公開などに基づいて分類されます。

ポーカーの種類についてもっと知りたい方は「ポーカーの種類は何個あるの？世界中探してまとめてみた！」の記事も併せてご覧ください。

ドローポーカー（クローズドポーカー）

コミュニティカードがなく、手札の交換が発生します。

プレイヤーは手札を入れ替えながら役を揃え、手札は公開しません。

代表的なドローポーカーには、以下のようなゲームがあります。

• Anything
• Jack or Better
• ショットガン
• ローボール
• 2to7ドロー

フロップポーカー

手札は交換せずにゲームを進行し、手札とコミュニティカードを合わせた5枚のカードで役を作ります。

コミュニティカードの情報のみが公開され、手札は公開されません。

テキサスホールデムはフロップポーカーに分類されるポーカーであり、最もポピュラーな世界基準のルールです。

他にも有名なフロップポーカーとして、以下のようなゲームがあります。

• オマハ
• パイナップル
• ウォーターメロン

スタッドポーカー

手札の一部を公開してプレイします。

お互いの手札の一部から役を予想して勝負するため、駆け引きの要素が強いことが特徴です。

以下のようなポーカーがスタッドポーカーに分類されます。

カリビアンスタッドポーカーは、オンラインカジノで遊べる代表的なポーカーです。

• カリビアンスタッドポーカー
• 3スタッドポーカー
• ラズ
• 7カードスタッド

ポーカーに必要なもの

ポーカーをプレイするにあたって必要なものは、以下の4つです。

• テーブル：専用テーブルかそれに代わるもの
• ポーカーチップ：各プレイヤーの持ちチップかそれに代わるもの
• カード：52枚1組のジョーカーを除くトランプカード
• ディーラーボタン：ディーラーを示す専用ボタンかそれに代わるもの

ポーカーセットなどを購入すると簡単に準備することが可能です。

オンラインポーカーなどアプリでプレイする場合は、端末さえあれば他に必要なものはないので、特に準備するものはありません。

ないも準備せず家でのんびりポーカーをしたい人は、オンラインポーカーがおすすめです。

オンラインポーカーによってボーナスが変わってくるので、気になる人は下の記事で最新のおすすめオンラインポーカーをチェックしてみてください。

参加人数

アミューズメントポーカーやライブポーカーでは、1つのテーブルに2人～10人まで着くことができます。

オンラインポーカーの場合、5～6人までのケースが多く人が集まらないともっと少ない人数でプレイします。

ポーカーの種類によっては3人だけと参加人数が制限されることも。

また、参加人数が多くても、ほとんどの人が降りてしまい最後に一騎打ち（2人対戦）になることも珍しくありません。この2人対決をヘッズアップといいます。

ポーカー（テキサスホールデム）の基本ルールとアクション

ポーカーのルールはゲームによって異なりますが、ここでは最も有名なテキサスホールデムの基本ルールとアクションを紹介します。

ポーカーの基本ルール

テキサスホールデムのルールは簡単で、2枚の手札と5枚のコミュニティカード（場に公開される共有カード）の合計7枚の内、5枚を組み合わせて役を作り勝敗を決めます。

5枚のコミュニティーカードは、最初に3枚が公開されその後はラウンドごとに1枚ずつ公開されていきます。

プレイヤーはラウンドごとにアクションを選び、ゲームを進めていきましょう。

すべてのカードが公開された時、もしくは1人を残して全員が降りた時にそのゲームは終了し、たまった掛け金（ポット）は勝者が受け取ります。

ポーカーのアクション

プレイヤーは、ラウンドごとに以下のアクションを選択します。

• コール
• レイズ
• フォールド（ドロップ）
• チェック
• ベット
• オールイン

各アクションの意味や効果などについて紹介します。

コール

コールは、ブラインドと同額を賭けてゲームを続行するアクションです。

弱気なアクションに映るため、コールし続けるとハンドの弱さがバレることがあります。

レイズ

レイズは、先のプレイヤーよりも高額のチップを出すアクションです。

強気なアクションで、ハンドが強いことをアピールしたい時や相手にプレッシャーをかけてフォールドさせたい時に選択します。

フォールド（ドロップ）

フォールドはハンドから降りるアクションで、ラウンドに戻ることはできません。

フォールド前にベットしたチップは返ってきませんが、これ以上ベットする必要がなくなるので、手持ちのチップを守ることができます。

チェック

チェックはチップを賭けず自分の番をパスできますが、誰かがベットしていた時には使えません。

コール・レイズ・フォールドしか選べないので注意しましょう。

ベット

ベットは、手持ちのチップを賭けるアクションです。

自分より前の人がベットしている場合、コールかレイズしか選べません。

オールイン

オールインは、手持ちのチップすべてを賭けるアクションです。

オールインした時点で手持ちのチップがなくなるので、以降はアクションせずにゲームを進めていきます。

手持ちのチップがゼロになってしまいますが、相手に強いプレッシャーを与えることができるため、上手に活用することで最大限のポットを獲得できます。

ただし、手持ちのチップが少ないと相手へのプレッシャーも弱く、ついて来られてしまうためオールインする際はタイミングが重要です。

オールインのタイミングなどについては「【ポーカー基本アクション】オールインとは？」の記事で詳しく解説しています。

ポーカー（テキサスホールデム）のゲームの流れと進め方

ポーカー（テキサスホールデム）では以下のようにゲームが進み、全部で4回アクションを選択するタイミングがあります。

1. 親を決める
2. 手札を配る
3. 1回目のラウンド：プリフロップ
4. 2回目のラウンド：フロップ
5. 3回目のラウンド：ターン
6. 4回目のラウンド：リバー
7. ショーダウン

各ステップを詳しく解説します。

1.親を決める

プレイヤーが揃ったら、まず親（BTN）を決めましょう。

親（BTN）には役割はありませんが、最後にアクションできる最も有利なポジションをゲットできます。

決め方は様々ですが一般的な決め方として、カードを1枚ずつ配り最も強いカードを持っていた人が親です。

親（BTN）を中心に、各ポジションに以下のような名前がつきます。

SB（スモールブラインド）とBB（ビックブラインド）は、最初にお金を支払います。

これをブラインドといい、強制ベットとなるため支払い拒否できません。

2.手札を配る

各プレイヤーに2枚ずつの手札（スターティングハンド）を配布します。

まだコミュニティーカードが公開されていないため、この時点でハンド（役）は確定しませんが、だいたいの方向性を決めることができます。

この時、周りの人にカードを見られないように注意しましょう。

3.プリフロップ

1回目のベッティングラウンドをプリフロップと呼びます。

テキサスホールデムでは、コミュニティーカードを公開しないまま手札2枚のみで1回目のベッティング（アクションの選択）を行います。

選択できるのは、コール・レイズ・フォールドです。すでにブラインドがベットされているため、チェックはできません。

BBの隣にいるUTG（アンダーザガン）から時計回りでアクションを表明し、全員のアクションが完了した時点で次のラウンドへ進みます。

手札が悪い場合、ここでフォールドすることで無駄にお金を支払わず資金を守れます。

4.フロップ

参加者が決まったら、2回目のラウンドであるフロップへ移ります。

ディーラーによって3枚のコミュニティーカードが公開され、その上でSBから順にアクションを選択します。

フロップ以降はSBから順に時計回りでアクションを選択することになるので、注意しましょう。

5.ターン

3回目のラウンドはターンといいフロップと同様に、ディーラによってコミュニティカードが更に1枚公開されます。

この時点でハンドを含めて6枚のカード情報が出揃い、いくつかの役は成立しなくなります。

それを踏まえた上で、各プレイヤーはアクションを選ばなければいけません。

6.リバー

5枚目のコミュニティカードが公開される4回目のラウンドをリバーと言います。

ここでも各プレイヤーの動きは変わりません。

各々の手札とコミュニティカードを見てアクションを表明していきます。

7.ダウン

リバーが終わったらショーダウンとなります。

ここではアクションを選択する必要はなく、各プレイヤーが手札を公開してコミュニティカードと合わせて最も強いハンド（役）を持っていたプレイヤーの勝利でゲームは終了です。

ポットを配分したら、またはじめからスタートとなります。2回目以降は、ポジションを左に移し、1回目のゲームでSBだった人がBTNです。

チップがなくなったら、再度お金を支払ってゲームへ参加するか、ゲームを辞めるかを選べます。

ポーカーの役一覧

ポーカーはカードの数字で強い・弱いがあり、ポーカーで勝敗を決める鍵となる「役」は9つあり、強い順で並べると以下のようになります。

• ロイヤルストレートフラッシュ
• ストレートフラッシュ
• フォーカード
• フルハウス
• フラッシュ
• ストレート
• スリーカード
• ツーペア
• ワンペア
• ハイカード

ここでは、カードの強弱や役の強さ、組み合わせなどについて紹介します。

カードの強弱

ポーカーにおけるカードの強弱は数字で決められます。

Aが最も強く、2が最も弱い数字になります。

勝敗を決めるときに使う知識なので、必ず頭に入れておきましょう。

ロイヤルストレートフラッシュ

ロイヤルストレートフラッシュは、同じマークの数字が10、J、Q、K、Aと揃ったときに成立します。

ストレートフラッシュ

ストレートフラッシュは、同じマークの数字が順番に揃った時に成立する役です。

ただし、A-2-3なら続きますが、K-A-2とは続かないので注意しましょう。

クワッズ（フォーカード）

クワッズ（フォーカード）は、同じ数字が4枚揃ったときに成立します。

残り1枚の数字は問いません。

フルハウス

フルハウスは同じ数字が3枚と、別の数字で2枚が揃ったときに成立します。

フルハウス同士の場合3枚組の順位が高い方が勝ちです。

フラッシュ

フラッシュは同じマークが5枚揃ったときに成立し、数字は問いません。

ストレート

ストレートはマークを問わず、5枚の数字が続いている時に成立します。

スリーカード

スリーカードは同じ数字が3枚揃っているときに成立します。残り2枚の数字やマークは問いません。

手札のワンペア（ポケットペア）とコミュニティーカード1枚でスリーカードが成立した時、「セット」と呼ばれます。

セットが成立する確率などについては「ポーカーでの「セット」とは？ポケットペアがセットになる確率」の記事を参考にしてみてください。

ツーペア

ツーペアは同じ数字が2枚ずつ2組揃っている時に成立します。残り1枚とペアの数字やマークは問いません。

ショーダウンでツーペア同士だった場合、2組の数字の高い方のペアで競います。

AAと22、KKとJJのツーペアの場合、AAと22の方が勝ちです。高い方のペアが同じなら低い方のペアで勝負します。

ワンペア

ワンペアは、同じ数字が2枚揃っている時に成立します。

ショーダウンでワンペア同士が戦うケースは多く、その場合、数字の高い方が勝ちです。

ハイカード

ハイカードは何の役も成立していない時のハンドを言います。

ショーダウンでハイカード同士だった場合、スターティングハンドの2枚の内、高い数字を持っていたプレイヤーが勝ちです。

ハイカードの勝敗について詳しく知りたい人は「【ポーカーの基礎知識】ハイカードの意味とは？ハイカード同士のカードの強さと勝敗の決め方」の記事を参考にしてみてください。

基本的な流れとアクション、数字や役の強さについて理解できたら実際にポーカーを始めてみましょう。

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ポーカーで遊ぶ際の注意事項とマナー

ポーカーではちょっとした言動が反則やマナー違反につながることもあります。

ここでは、ポーカーをプレイする際に気を付けたい注意事項やマナーについてお伝えします。

会話の内容に気を付ける

ポーカーのプレイ中には、手札に関する会話は控えましょう。

戦略として会話を取り入れるプレイヤーもいますが、自分の手札の内容を他のプレイヤーに教えるのは絶対にNGです。

また内容が推測できるような言い回しや誤解させるようなセリフもマナー違反です。

ちなみに、当然ながら八百長やイカサマは御法度。発覚した時点で追放です。

自分のチップと手札は隠さない

自分の手持ちチップや手札を他のプレイヤーから見えないように隠すのはルール違反です。

イカサマなどを疑われる違反行為になるため、チップや手札は隠さず持っておきましょう。

また、手札をテーブルの外に出さないというのもポーカーの大切なマナーです。

ゲーム中はテーブルからカードやチップを出すのはマナー違反になります。置く場所や移動は必ずテーブル内で収めましょう。

アンフェアなことはしない

ポーカーに限らず、ゲームは公平性のもとで成り立ち、楽しめるものです。

イカサマや八百長などアンフェアなことはせず、ルール内でプレイしましょう。

誰かの不利になること、誰かと手を組んで勝ちに行くことなどはNG。

マナーやルールを守ってポーカーを楽しんでください。ポーカーのマナーについては「【ポーカーのマナー】ルール違反やマナーが悪いと思われないために守るべきこと」の記事で詳しく解説中です。

手札を頻繁に見ない

自分の手札は、最初に配られたあとは頻繁にめくったり、手に持ち続けたりしないようにしましょう。

執拗に手札を触るとイカサマや共謀を疑われるだけではなく、何かの拍子に他のプレイヤーに手札を見られてしまう可能性もあるためです。

あらかじめルールを共有しておく

ポーカーにはテキサスホールデムの他にもドローポーカーなど様々なルールがあります。

いきなりゲームを始めるとプレイヤーごとに認識しているルールが異なる場合があり、トラブルに発展しかねません。

あらかじめどのルールを採用するのか明確にしてからゲームを始めましょう。

オンラインポーカーであれば、自分で遊びたいゲームを選んで遊べるのでこのようなルールの共有は不要です。

また、KKポーカーならテキサスホールデムをはじめとした約8種類のゲームで遊ぶことができます。遊びたいゲームがあるのであれば、KKポーカーがおすすめです。

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ポーカーに関するよくある質問

ポーカーに関するよくある質問についてお答えします。

ポーカーで一番強いハンド（役）は何ですか？

ポーカーで最も強いとされるハンド（役）は、ロイヤルストレートフラッシュです。

ハンド（役）を構成する5枚全てが同じマークで成立していて、更に10からAの数字で構成されている状態のみが当てはまります。

ただし、ジョーカーを入れてプレイする場合、Aのファイブカードと言ってA4枚とジョーカーによるファイブカードが1番強い役となります。

ポーカーで一番弱いハンド（役）は何ですか？

ポーカーで最も弱いハンド（役）はハイカードです。ハイカードはどの役も成立しない状態を指します。

ハイカード同士での勝負になった場合、数字の強さを比較して勝敗が決まります。

日本ではカードのマーク（柄）の強さによって勝敗が決まることもありますが、もし勝敗が決まらない場合はチョップといい引き分けとなります。

ポーカーを無料でプレイすることはできますか？

ポーカーを無料で遊びたい人は、オンラインポーカーがおすすめです。

オンラインポーカーは登録料が無料の上、ボーナスやフリーロール（無料のトーナメント）など、入金しなければ完全無料で遊ぶことができます。

ポーカールームのように、毎回チップを購入したり取り置き料金を支払う必要がありません。

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日本のポーカー人口はどのくらいいますか？

日本のポーカー人口は10万人程度と言われています。

国内で開催される大規模な大会もあるため、ポーカーを本格的にプレイしたり人脈を広げたいなら大会参加もおすすめです。

ルールを覚えてポーカーを楽しもう！気軽に始めたい人はオンラインポーカーがおすすめ

カジノゲームでも定番のポーカー。ギャンブルではないので、運に加え戦略や心理戦で差がつくスリリングなカードゲームです。

ポーカーには多種多様な種類がありますが、世界基準となるポーカーは「テキサスホールデム」というルールで、最も有名な遊び方です。

テキサスホールデムではコミュニティーカードと手札を使い、より強い役を揃えつつ他のプレイヤーと勝負します。

ポーカーは、流れがわかれば後は繰り返して最も多くチップを集めたプレイヤーが勝ちというだけのシンプルなゲームです。

まずはオンラインポーカーのアプリで、対人試合の前に練習を積んでみましょう。

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