ポーカーのスタッツは、プレイ傾向や実績などを統計的に分析して数値化したもので、ポーカープレイヤーには欠かせない補助機能です。
スタッツには複数の項目がありますが、それぞれに適性数値があり、プレイヤーの数値と比較することで相手の強さ(鉄強かどうか)やテル(癖)を見抜くことができます。
また、自分のスタッツを見ることもできるので、スタッツの見方や意味、適性数値を知っておくと、自分の癖を直すのに役立つでしょう。
この記事では、ポーカーのスタッツやHUDについて詳しく解説していきます。
勝つためには相手のスタッツを知っておくことが重要なんだね!プレイ中にも見ることができるの?
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ポーカーのスタッツとは
ポーカーのスタッツとは、一言で言えば各プレイヤーの傾向を数値化したものです。
なぜ重要なのかと言うと、数値を参考にしてハンドレンジを分析したり、プレイの傾向を把握したりするためですね。
統計的なものってこと……?
そうだね!ポーカーでスタッツといえば、プレイ傾向のことくらいに思っても差し支えないんじゃないかな!
プレイヤーのスタッツが漏洩すると、プレイ傾向の予測がされてしまうため極秘事項です。
しかしながら、オンラインポーカーではVIPプログラムを利用すると解禁されることが多いですよ。
ただし、スタッツ傾向を外部で記録するアプリも存在しているので、上級プレイヤーを目指して行くのであれば導入したいところですね。
ポーカースタッツの適正値と意味について
ではこの項目で、ポーカーのスタッツ適正値について詳しく解説していきます。
項目としては以下の通りです。
- VPIP
- PFR
- AF
- CB%
- 3BET関連項目
- Fold関連項目
- ATS
- WTSD関連項目
どれも相手プレイヤーの傾向を分析するために重要な情報となってくるので、どんな数値なのかを理解していきましょう。
基本的な算出方法としては、分母に総ハンド数、分子に求めたいプレイをしているハンド数を入れます。
具体例は各項目で詳しく解説していきますよ。
VPIPの適正値
VPIPとは「ポットにチップを入れた率」のことです。
数値が高いほど勝負好き、低いほど慎重となります。
英語の「Voluntarily Put Chips In Pot」の略で、直訳すると「自主的なポットへのチップ挿入」です。
「チップを入れる」とは、レイズやコールをすることです。
- レイズ:それまでの全プレイヤーの中で一番高い金額を賭けること
- コール:前の相手と同じ金額を賭けること
これらをするということは、積極的にゲームに参加するということです。そのため、
- VPIPが高い:積極的なプレイヤー
- VPIPが低い:慎重なプレイヤー
となります。
VPIPの目安としては、
- 20%前後
- 15%〜30%
が適正値といわれます。
数値別のプレイスタイルのイメージをまとめると、以下の通りです。
VPIP | スタイル | ハンドのイメージ |
---|---|---|
10%以下 | 超タイト | ・AA-77 ・AJ+ ・KQ |
10-15% | タイト | ・AA-77 ・絵札 ・A9+ |
15%-22% | 適正なタイト | ・上記全て ・スモールペア ・ハイカードのコネクター ・A-Xスーテッド |
22%-30% | 適正なセミルーズ | ・上記全て ・全てのスーテッド・コネクター ・複数のオフスート・コネクター ・ワンギャッパー |
30%以上 | ルーズ | ・上記全て ・その他のあらゆるカード |
10%未満
10%未満のプレイヤーは、少なくともKKPokerではほぼいません。
これは、実際に600名ほどのプレイヤー様のスクショを撮り、確認させていただきました。
下の動画の左上の「VPIP」の数字を見れば「一桁になっていない」ことがわかるかと思います。
(100名ほどのプレイヤー様の画面を高速でめくっている動画です)
これは「10%未満がいない」というイメージを伝えるための大雑把な動画です。
一番確かな調査方法は、このような6人のテーブルで簡易HUDの左上の数値を見ていくことです。↓
簡易HUDとはこの画面です。↓
数字が8つ並んでいる中の、左上の数字がVPIPです。
このプレイヤーさんの場合は「18」で、かなり低めです。
ゲームに参加し、次々フォールド(ギブアップ)していくと、3秒に1回ほどのスピードでメンバーが変わっていきます。
それで全員の左上のVPIPの数値を見ていきましたが、10未満のプレイヤーさんはいませんでした。
もっとくまなく探せば見つかるでしょうが、確率としては0.5%程度と思われます。
つまり、あなたのVPIPが10%を下回っていたら「あまりにも勝負をしなさ過ぎる」ということです。
(もちろん悪いことはありませんが、少し積極的になってもいいでしょう)
10〜15%:タイト(多い)
10〜15%の「タイト」な層のプレイヤーさんはかなり見つかります。
筆者が拝見した一番タイトなプレイヤーさんは「11%」の方でした。
15〜22%:非常に多い
15〜22%の「適正なタイト」のプレイヤーさんは非常に多くいます。
20%以上の方が多くなるので「適正なセミルーズ」よりはやや少なめです。
22〜30%:最も多い
22〜30%の「適正なセミルーズ」のプレイヤーさんは、最も多い層です。
同じ適正ゾーンでも「タイトよりルースの方が多い」ということで、今回調査したKKPokerは全体的に「積極的に仕掛ける」オンラインポーカーといえます。
(特に別の指標である「Fold to 3-Bet」の数値でそれが顕著に出ました)
30%以上(意外に多い)
30%以上は「ルーズ」と分類されますが、意外に多くいます。
特に上級者のプレイヤーの方々ほど「勝負師」が多いため、30%以上が悪いということは全くありません。
こちらのチャンピオン経験者の方は49%と非常に高率です。
チャンピオンでなければ70%台の方も見えます。
また、約4,000のハンドをプレイした方でも90%という非常に高い率のケースが見られました。
(ほとんどの勝負に乗っていくスタイルということです)
VPIPはこのように「千差万別」なので、適正値に特にこだわる必要はありません。
(特にチャンピオンが適正値から大きく外れていることを考えると、適正値を必ずしも守る必要はないといえるでしょう)
PFRの適正値
PRFは、プリフロップレイズ率(Preflop Raise)のことです。
プリフロップとは「一番最初」の場面です。
こうして最初に2枚のカードが配られます。
この時、手持ちのカードに自信があれば「レイズ」をします。
こうしてゲージで賭け金を吊り上げるわけです。
このようにプリフロップ(最初)にレイズ(賭け金吊り上げ)をする確率が、プリフロップレイズ率(PFR)です。
つまり、PFRが高い人は「いきなり勝負に出る」人で、低い人は「勝負に出ない人」です。
PFRの適正値は10〜20%程度とされます。
PFRの数値ごとの「どのくらいでレイズするか」の目安をまとめると、以下の通りです。
PFR値 | スタイル | 最初の手持ちの2枚の例 |
0〜2% | 非常に慎重 | AA・KK・QQ・AK |
3〜5% | かなり慎重 | TT(10のペア)以上・AJ以上 |
6〜9% | やや慎重 | 77(7のペア)以上・A9以上・ K10以上・ある程度のスーテッドコネクター(マークが同じで連番) |
10〜15% | 標準(慎重) | 66以下のペア・絵札1枚・スーテッドコネクター全般 |
16%以上 | 標準(積極的) | 上記のハンドと、その他のあらゆるハンド |
実際の画面で示していきましょう。
16%以上:あらゆる予想不可能なハンド
まず、全く何も揃っていないハンドです。
これでレイズする人が、PFR値が16%以上の人のイメージです。
(順番がまだ来ていないので、レイズのボタンが出ていません)
実際にPFRが16%を超えているプレイヤー様のデータ例は、上の通りです。
(PFR16%以上の方は、実はかなり多く見えます)
10〜15%:66以下のペア・絵札1枚・スーテッドコネクター全般
2のペアという「6以下のペア」です。
絵札1枚(マーク別)です。
このレベルで最初からレイズする人は適正値の中でも「やや慎重よりといえます。
実際にPFRがこのゾーンのプレイヤー様の画面は、上のようなものです。
6〜9%:77以上・A9以上・ K10以上・一部のスーテッドコネクター
77以上の8のペア(88)です。
KとQなので「K10以上」です。
マークが同じ連番(ダイヤの89)の「スーテッドコネクター」です。
このレベルで初めてレイズする人は、標準よりもやや慎重です。
実際にPFR値がこのゾーンのプレイヤー様のデータの例は、上の画像の通りです。
3〜5%:10のペア以上、AJ以上
10のペア(TT)です。
KQです。これは「AJ」よりも強いハンドです。
このレベルで初めてレイズする人は「かなり慎重」です。
実際にPFRがこのゾーンのプレイヤー様のデータ例は、上の通りです。
3%未満:AA・KK・QQ・AK
Qのペア(QQ)です。
最初のハンドでAAやKKは滅多に出ないので、今回撮れたのはこれのみですが、このレベルで初めて勝負する人は「非常に慎重」です。
実際にPFRが1%のプレイヤーさんのデータは、上のようなものです。
Steal(BB Steal/Blind Steal)の適正値
Steal(スチール/スティール)の数値は、そのまま「Stealを仕掛ける確率」です。
スチールとは「プリフロップでレイズして相手を降ろし、ブラインドを手に入れる手法」です。
別名で「BB Steal」や「Blind Steal」ともいいます。
簡単にいうと、
- 一番最初のターンでいきなり賭け金を上げる
- 「強い手札を持っている」と思わせる
- 他プレイヤーにギブアップさせる
- 場に最初に出るお金(ブラインド)をもらう
という手法です。
たとえば、これは「5と10」で「マークも違う」という、明らかに弱いハンドです。
ここでわざと、大幅に賭け金を上げる「「レイズ」をします。
すると、他5人のプレイヤーのうち、4人がフォールドしてくれました(諦めたということです)。
今回は1人残ってしまいましたが、これで全員が諦めてくれればスチール成功です。
「5と10」という「明らかに雑魚」なカードで勝てるわけです。
このスチール率の適正値や目安ですが、実は一般に言われている数値がありません。
スタッツの目安数値の出典としてしばしば用いられる書籍『フィル・ゴードンのデジタルポーカー』でも、スチール率については書かれていません。
(目安数値がないだけでなく、そもそもスチール率が登場しません)
そのため、ここではKKPokerの「東西チーム代表」に選ばれた、トップレベルのプレイヤーの方々の数値を見ていきましょう。
34%
54%
29%
次にデイリーSpinUpのベストプレイヤーである「SpinUpマスター」の数値を見ていきましょう。
34%
32%
6名の方々の数値を総合すると「29%〜40%」となりました。
この数値で高い結果が出せるということは、その前後5%までは適正値といえます。
そのため「25%〜45%」が、おおよそのSteal(スチール)率の適正値と考えていいでしょう。
Check-Raise(チェックレイズ)の適正値
Check-Raise(チェックレイズ)は「チェックした後でレイズする確率」です。
チェックとは「お金を賭けずにパスすること」です。
基本的に自分のハンド(手札)が弱い時にやります。
強いハンドならお金を賭けますからね
そして、その次の番が来た時にレイズする(賭け金を上げる)のが、チェックレイズです。
さっき弱かったのに、何で急に賭け金を上げてきたの?
と疑問に感じる人が多いでしょう。
このパターンは以下の2通りです。
- ただのハッタリ(ブラフ)
- 場に出たカードで急に有利になった
②の可能性もあるものの、最初にチェックするほど弱かったなら、可能性は低いものです。
そのため、チェックレイズは①の「ハッタリのことが多い」ものです。
このため、チェックレイズ率の高いプレイヤーは「ハッタリが多いプレイヤー」と考えられます。
(ポーカーのハッタリは「ブラフ」といいます)
実際にやってみましょう。
まず、ハイカード(何もないカード)でチェックします。
場に3枚のカードが出ています。
場のカードが4枚になり、次の番が来ました。
相変わらずハイカードで弱いハンドです。
しかし、あえてレイズします。
レイズが完了し、筆者のアイコンに「Raise」と表示されています。
これがCheck-Raise(チェックレイズ)です。
これで他のプレイヤーが「強いハンドが来たようだ」と思ってフォールド(ギブアップ)してくれれば不戦勝になります。
このチェックレイズの適正値は特にありませんが、一般的に5〜15%程度のプレイヤーが多いとされています。
フィル・ゴードンの『デジタルポーカー』ではFlop-Check-Raise(フロップ・チェックレイズ)の目安は書かれています。
フロップとは最初のターンですが、ここでのチェックレイズ率に関しては「上手いプレイヤーはだいたい10%程度」と書かれています。
実際にKKPokerのチャンピオンや東西チーム代表などの結果を出されている方々を見ると、チェックレイズ率は3%〜8%となっています。↓
(並んでいる数値の右上がチェックレイズ率です)
7%
8%
5%
7%
3%
8%
こうして見ると、少なくともKKPokerの場合「5〜10%程度がチェックレイズ率の適正値」といえるでしょう。
AFの適正値
名前からは少し想像がつきませんが、AFはアグレッションファクターという正式名称があります。
使用するツールにおいて様々な算出方法がありますが、(ベット+レイズの回数)÷コールの回数で算出されます。
コールの回数が分母になるため、1を超える可能性があり適正値は、2から3とされています。
ただし、テーブルの参加人数によっても適正値が変動するため、より詳細な値を出すためには外部ツールを使った方がいいでしょう。
AFの適正値からも、コールは比較的弱いアクションであり、ベットやレイズがどれだけ相手に圧力がかけられるかということが分かりますね。
3-Bet%(スリーベット率)の適正値
プリフロップで、相手のレイズに対して3ベットをする確率です。
プリフロップは「最初のターン」です。
まず、そこで相手がいきなりレイズ(賭け金を吊り上げる)をします。
これに対して、さらにレイズをするのが「3ベット」です。
「3ベット」と呼ぶ理由ですが、下の表を見るとわかりやすいでしょう。
1ベット | 最初にテーブルに出ている賭け金(ビッグブラインド) |
---|---|
2ベット | いきなりのレイズ(オープニングレイズ) |
3ベット | 2ベットにさらにレイズ |
1ベットや2ベットという言葉はないのですが、上のように考えて「オープニングレイズへのレイズ」を3ベットと呼ぶわけです。
実際の画面で見てみましょう。
まず、最初のターン(プリフロップ)です。
筆者の左のプレイヤーさんがオープニングレイズをしました。
「Raise」という黄緑のボタンが出ています。
そして、筆者の番が来ました。
このように、かぶせるレイズ(3ベット)を仕掛けます。
筆者にも「Raise」と表示されました。
これが3ベットで、これを仕掛けてくる確率が、スタッツの「3-Bet%」です。
3-Bet%の目安・適正値
フィル・ゴードンの『デジタルポーカー』では、下のように書かれています。
3-Bet% | プレイヤー像 |
---|---|
5%未満 | ウィークタイト(慎重過ぎる) |
5%〜9% | 適正値(上級プレイヤーが多い) |
9%超 | ライト(積極的過ぎる) |
適正値の目安は5〜9%ということです。
KKPokerのチャンピオンや、東西チーム代表などのトップレベルの方々をチェックしてみましょう。
6%
7%
5%
7%
8%
7%
見ての通り、確かに「5〜8%」となっており、ゴードンの基準と合っています。
実は、ゴードンの基準とKKPokerの数値はズレることが多いのですが、このスリーベット率に関してはぴったり一致しました。
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4Bet%の適正値
4BET%は3BETに対するリレイズ率を表しており、適正な値は3%未満になるのが通常です。
なぜなら、3BETに対してライト4BETを返そうにも、ほぼ全4BETでポットーオーバーになってしまい、オールインが確定するからですね。
ディープスタックばかりプレイしているプレイヤーであれば、4BET率も高くなる可能性がありますが、ほぼ全ての
プレイヤーは適正値未満になる可能性が高いですよ。
Fold to 3-Betの適正値
Fold to 3-BetI(フォールド・トゥ・スリーベット)は、自分の2ベットの後に3ベットを仕掛けられた時に、どれくらいの確率でフォールドするか(諦めるか)という率です。
この率が高いほどよく諦める(慎重)で、低いほど諦めない(勝負好き)ということです。
フィル・ゴードンは数値の目安を以下のように書いています。
0〜60%未満 | 積極的過ぎる。勝負に乗ってくるが弱いハンドが多いので勝てる) |
---|---|
60%〜70% | 標準的な上手いプレイヤー(適正値) |
70%超 | 慎重過ぎる。3ベットを仕掛ければすぐ諦めてくれる |
書籍の該当部分は下の画像です。
日本でも、Fold to 3-Betの適正値は60〜70%としばしばいわれます。
しかし、KKPokerに関しては、この常識は「おそらく違う」といえます。
これは実際のプレイヤーさんを500名ほど調査してみてわかりました。
60%を超える人がいない
適正値が60〜70%なら「60%は低め」のはずです。
しかし、60%を超える人は、約500名の調査でゼロでした。
1名のプレイヤーさんが60%に達していたのみです。
この数値より下の「50%台」でも、探すのにはかなり苦労します。
(後ほど12名様をご紹介します)
チャンピオンの数値は2%〜38%
KKPokerでは、トーナメントのチャンピオン経験者がプロフィールでわかります。
そのチャンピオン達の数値を一覧にすると、2%〜38%でした。
実績 | Fold to 3-Bet |
---|---|
$7K TURBO WARRIOR チャンピオン | 2% |
$7K WARRIOR チャンピオン | 18% |
$8K WARRIOR チャンピオン | 20% |
$10K MINI GLORY PKO チャンピオン | 23% |
$2K TURBO CLASSIC Champion | 24% |
$3K WARRIOR チャンピオン | 32% |
$5K HYPER WARRIOR チャンピオン | 32% |
$5K EUROPE PKO チャンピオン | 37% |
$8K WARRIOR チャンピオン | 38% |
衝撃を受けるでしょうが、チャンピオン経験者で「2%」の方がいます。
「3ベットに対してほぼ100%乗ってくる、超アグレッシブスタイル」ということです。
それぞれのチャンピオンのプレイヤー様を一覧にすると以下の通りです。
「たまたまこのチャンピオン達が低かった」という可能性は、ほぼないといえるでしょう。
- たまたまにしては、人数が多すぎる&数値が離れ過ぎている
- 60を超えるプレイヤーがほぼいない
- 40〜50台でも少ない
- 全体の平均は10〜30%台
という状況だからです。
なお、実績を残している方で一番数値が高かったのは、SpinUpマスターのプレイヤー様の「52%」でした。
SpinUpマスターになるだけでも非常に大変であるため、このプレイヤー様の実績は、言うまでもなく大変素晴らしいものです。
しかし、トーナメントのチャンピオンはもっと難しいものです。
- チャンピオンの数値の方が低い
- SpinUpマスターまで入れても52%程度が最高レベル
ということを考えると、やはり「60〜70%は適正値でない」といえます。
50%でも少ない
今回約500名のプレイヤー様をチェックさせていただき、50%を超えていたのは約15名でした。
(ここでご紹介するのは12名様ですが、見逃した可能性も含めて15名としています)
15÷500=0.03で、パーセンテージでいうと「3%」です。
「3%の方々が適正値なら、その方々は選びぬかれた人たち」ということになります。
つまり、全員チャンピオンなどの実績を持っているはずですが、実際にはそうではありません。
以下の通り、チャンピオンや東西チーム代表などの実績を持たれている方はいませんでした。
(もちろん、それぞれ十分にハイレベルなプレイヤー様なのですが「さすがに上位3%の実績ではない」ということです)
60%
58%
57%
56%
56%
55%
54%
54%
53%
53%
51%
50%
チャンピオンなどの実績は持たれていないものの、50%を超えているプレイヤーの方々は総じて上級者です。
これは、Fold to 3-Bet以外の数値を見てもわかるのですが、もっとわかりやすいのは「高額の試合に集中していた」ということです。
初心者がずっと高額の試合を続けることは不可能であり「大量の初心者が高額の試合に集まる」ということもありません。
50%を超える方々は上級者であり、特に高額の試合でこの慎重なプレイスタイルが合っている可能性があります。
KKポーカー(KKPoker)での適正値は「10%〜50%」
以上の調査結果からいえることは、KKPokerでのFold to 3-Betの適正値は「10%〜50%」ということです。
チャンピオンは「2〜38%」でしたが、さすがに2%は例外とし「10%〜」としています。
また、SpinUpマスターで52%の方がいたことや、ゴードンの主張を考えると、上限は50%まで広げていいでしょう。
このように考えて、あらためて表で目安をまとめると、以下のようになります。
10%未満 | 積極的すぎる可能性がある |
---|---|
10%〜50% | 適性(チャンピオンやSpinUpマスターのレベル) |
50%超 | 慎重すぎる可能性がある(KKPoker以外では正しい可能性あり) |
「60%〜70%」という目安は、海外やリアルカジノ、GGポーカーなどKKPoker以外のオンラインポーカーでは、おそらく適正でしょう。
しかし、KKPokerに関しては、少なくとも現実の数字はここで紹介した通りになっています。
CーBet(Cベット・CB%)の適正値
最初のターンでレイズして、次のターンで重ねてベットした割合です。
専門用語でいうと「プリフロップでレイズして、フロップでベットした割合」です。
レイズは賭け金を吊り上げることです。
ベットは賭け金を追加することです(全体の基準を吊り上げるわけではなく追加です)。
最初で吊り上げ、さらに追加したということは「最初のハンドが相当強かった」ということです。
ただ、この「強い」の判断は人によって変わります。
CーBetが低い人は「相当強くなければそこまで勝負に出ない」ということです。
逆にCーBetが高い人は「そこそこの強さでも勝負に出る」か「ハッタリとして勝負に出る」ということです。
つまり、CーBetはその人の積極性だけでなく、ブラフ(ハッタリ)の多さも測れます。
(最初から強いハンドが出る確率は、誰でも平等だからです)
ちなみに、CーBetとは「Continuation Bet」の略で「CB」とさらに略すこともあります。
直訳すると「継続的な賭け」となり、2連続での強気のアクション(レイズ⇒ベット)を指しています。
実際のゲームでのCベット
実際のゲームでCベットをやってみましょう。
まず、最初の順番(プリフロップ)が来たのでレイズします。
筆者に「Raise」の黄緑マークが付きました。
2回目の順番「フロップ」が来ました。
このようにベットします(賭け金を追加するということです)。
筆者に「Bet」の黄緑アイコンが点灯しました。
これでCベットは完了です。
CーBetには2種類ある
実は、CーBetには2種類あります。
2回目で終わるのが「フロップCーBet」、3回目まで続くのが「ターンCーBet」です。
FlopCB(フロップCーBet) | プリフロップでレイズ、フロップでベット (1回目でレイズ、2回目でベット) |
---|---|
TurnCB(ターンCーBet) | 上記の続きで、ターンでもベット (3回目でもベット) |
さっき完了したのは「フロップCーBet」です。
このまま続きで「ターンCーBet」の画面をお見せします。
3回目の順番「ターン」が回ってきました。
場に4枚のカードが出ています。
なお、ポーカーでいう「ターン」とは「3回目の順番」のことです。
ここでまたベットします。
ベットが完了し、また筆者に「Bet」のアイコンが点灯しました。
これで「ターンCーBet」も完了です。
CーBetの適正値・目安
CーBetというと、一般的にはFlopCB(フロップCーBet)の方を指します。
1回目・2回目の順番で完了するCーBetです。
このCーBetの目安について、フィル・ゴードンは以下のように分類しています。
FlopCB | プレイヤー傾向 |
---|---|
0〜55%未満 | 慎重すぎるか、罠を張るプレイをやりすぎている |
55%〜75% | 適正値(ほとんどの上手いプレイヤーが該当) |
75%超 | ベットし過ぎている |
書籍の該当箇所を抜粋すると、以下の通りです。
実際のトップレベルのプレイヤーの方々の場合はどうなのか、KKPokerのチャンピオン・東西チーム代表レベルの方々の数値を拝見しましょう。
まず、ゴードンが適正値とする「55%〜75%」に収まっている方々です。↓
59%
59%
68%
71%
これらのトップレベルの方々を見ると、確かにゴードンの説が正しいように見えます。
一方で、同じトップレベルの方々でも「ゴードンの基準より低い(慎重すぎるというゴードン評)」の方々も見えました。
36%
37%
40%
51%
最後の方の「51%」は誤差の範囲内ともいえますが、それ以外の方々は明らかに「基準値」から外れています。
さらにデイリーSpinUpのベストプレイヤーである「SpinUpマスター」の方では「18%」と非常に低率の方も見えました。
こうした数値を見ると、少なくともKKPokerでは、低い方は30%程度まで適正値といえます。
高い方でも75%を大きく超えているプレイヤー様は少なく、500名ほどをチェックして推定10名様ほどでした。
(半分ほどを確認して以下のような方々が見えました)
79%
78%
85%
83%
これらの方々についても、70%台なら適正値に近いため、KKPokerのほとんどのプレイヤーの方々は、上限の方については気にする必要がないといえます。
Fold to C-Betの適正値
相手にCベットを仕掛けられた時に、フォールドする(諦める)確率です。
Cベットの内容は、1つ前の段落で説明した通り「レイズ⇒ベット」という連続ベットのことです。
連続ベットする強気の相手に対して「勝負するか、降りるか」で、その人の積極性がわかります。
Fold to C-Betが高いほど積極的、低いほど慎重ということです。
Cベットには「どこまで連続で仕掛けるか」で、3つの種類があります。
どこまで仕掛けるか | Cベットの種類 |
---|---|
2回目(フロップ)まで | Flop CーBet(フロップCベット) |
3回目(ターン)まで | Turn CーBet(ターンCベット) |
4回目(リバー)まで | River CーBet(リバーCベット) |
一般的に「Fold to C-Bet」という場合、一番上の「フロップCベット」に対して降りる確率を指します。
3つのCベットの「「どれに対して降りるか」で、Fold to C-Betにも以下の3種類があります。
どのCベットに降りるか | Fold to C-Betの種類 |
---|---|
フロップCベット | Fold to Flop CBet |
ターンCベット | Fold to Turn CBet |
リバーCベット | Fold to River CBet |
要は「Fold to」はすべて同じで、その後に3種類それぞれの名前が付くということです。
Fold to C-Betの適正値・目安
3つの種類それぞれで、Fold to C-Betの適正値は以下の通りとされています。
目安は、最大人数が6人(6MAX)でも9人(9MAX)でも同じです。
Fold to C-Betの種類 | 数値(フォールドする確率) |
---|---|
Fold to Flop CBet | 60% |
Fold to Turn CBet | 40% |
Fold to River CBet | 40% |
実際にトップレベルのプレイヤーの方々がどのような数値なのかを拝見しましょう。
(KKPokerのチャンピオン・東西チーム代表・リーダーボード上位の方々に絞っています)
45%
47%
56%
63%
42%
36%
47%
51%
47%
数値を総合すると「36%〜63%」でした。
KKポーカーのFold to C-Betの数値が「フロップCベット」だけに限定している場合、適正値の60%から、トップレベルの方々がだいぶ外れていることになります。
しかし、Fold to C-Betの数値に「ターンCベット」「リバーCベット」も含まれている場合、この2つの適正値は40%です。
この2つの「40%」も混ざっているとしたら、確かにトップレベルの方々はほぼ全員適正値に収まっており、外れている方も誤差や個性の範囲内といえます。
Fold to Stealの適正値
Fold to Stealはプレイヤーがブラインドにいる際に発生するスチール行為に対して、フォールドする確率です。
例えば、ショートスタックBTNからのオールインに毎回降りていたら、100%に近い値になりますよ。
適正な値としては、70%から75%となっており、基本的に降りる選択を取るのが正解となります。
しかし、各ポジションでスティールをしてくるハンドを十分に検討していれば、意外と対応も難しくないので、人によっては60%ぐらいが適正な値とする人もいるでしょう。
ATSの適正値
ATSはプレイヤーのスティールアクションを行う確率となっています。
この値は、ショートスタックでの攻撃性を測定するのにも役立つので必ず確認してください。
適正な値としては、40%弱となっています。
WTSDの適正値
「ショーダウンまで進む確率」のことです。
WTSDは「Went to Show Down」の略です。
ショーダウンとは、最後に場のカードが5枚出揃う状態です。↓
このショーダウンで完全に勝敗が決するのですが、そこまで行く確率(過去に行った割合)を示しています。
WTSDの高いプレイヤーは「不利な勝負にも乗って来る」タイプで、低いプレイヤーは「有利な勝負でなければ諦める」タイプです。
WTSDの適正値・目安
WTSDの適正値は20%〜30%とされています。
あくまで目安ですが、数値別のプレイヤー傾向は以下の通りです。
WTSD | 傾向 |
---|---|
20%未満 | 勝負を降りやすい(慎重派) |
20%〜30% | 適正値 |
30%超 | 勝負に乗りやすい(積極派) |
実際にKKPokerでチャンピオンや東西チーム代表などの実績を持つ、トップレベルの方々はどのような数値かを拝見してみましょう。
22%
19%
23%
21%
22%
24%
6名の方々を総合すると「19〜24%」となりました。
19%のチャンピオンの方以外は、すべて適正値の範囲内です。
また、19%の方も1%のズレなので個性の範囲内といえるでしょう。
逆にWTSDが顕著に高い・低いという方々の例も見てみましょう。
あくまでKKPokerの場合ですが「30を超えているとかなり高い」という状況でした(約500名の方々を調査した限り)。
31%
30%
31%
30%までは適正値とされているため、31%もほぼ適正値といえます。
そして、KKPokerでこれ以上高い方々は「ほとんどいない」状態で、40台は「ゼロに近い」という状況でした。
(少なくとも、今回の調査で30台後半は見つかりませんでした)
逆に、11%という非常に低い数値でチャンピオンの方が見えました。
10%台後半の方は多く見えますが、10台前半は少なく、今回の調査で最小値の方は「10%」でした。
(一桁のプレイヤーさんは今回は見つかりませんでした。おそらくほぼゼロだと思われます)
10%
12%
14%
チャンピオンで「11%」という例があることを見ると、10%台は「問題ない」ともいえます。
「高確率で勝てる勝負だけ挑む」というスタイルで、鉄強の仲間入りをすることは、十分に可能と考えられます(少なくともKKPokerの場合)。
W$SDの適正値
ショーダウンまで行って勝った確率です。
W$SD%は「Won Money At Showdown」の略で、日本語で「ショーダウン勝率」といいます
ショーダウンで勝った画面はこのようなものです。
逆に負けた画面はこのようなものです。
こうして1勝1敗になった場合、W$SD%は「50%」です。
W$SD%の適正値・目安
W$SD%の適正値は「49~54%」とされます。
ただ、この数値は「WTSD」とセットで見る必要があります。
理由は「ショーダウンまでめったに行かない人の方が、勝率が高くて当たり前」だからです。
ショーダウンにめったに行かない(WTSDが低い)人は「相当強いハンドの時だけ最後まで勝負する人」です。
ということは、勝率も当然高くなります。
一方、WTSDが高い人は「弱いハンドでも最後まで勝負する」人です。
当然勝率は低くなります。
つまり、理想は「WTSDもW$SD%も両方高い」ことですが、そのようなプレイヤーはなかなかいないわけです。
数値 | W$SD%高い | W$SD%低い |
---|---|---|
WTSD高い | 最強 | 弱いハンドでも勝負する |
WTSD低い | 強いハンドしか勝負しない | 単純に弱い人 |
整理すると上のようになります。
実際のKKPokerのチャンピオン経験者の方々の数値を拝見すると、ざっと見て特に高かった方は「54%」でした。
しかもこちらのプレイヤー様はWTSDも30%と、KKPokerdではかなり高い部類です。
KKPokerではWTSD30%台がかなり少数派で、チャンピオンの方でも11%などの低率のケースが見られます。
(全体的に最後まで勝負に行かない文化といえるでしょう)
WTSDとW$SD%の両方が高いという、好例というべきプレイヤー様です。
そして、チャンピオンの方々は同様に強いわけですが、上の方も含めてほぼ全員が「49〜54%」という適正値に収まっています。
51%
49%
51%
50%
中には「45%」と、適正値より低めのチャンピオンの方も見えました。
かなり意外なことに、WTSDが高いのかと思えば、こちらも低めの18%です。
しかし、トーナメントのチャンピオンである以上、実力がトップクラスであることは間違いありません。
つまり、WTSDとW$SD%が「両方低い」という場合も、中には非常に強いプレイヤーの方が見えるということです。
(おそらく「ショーダウン前に決着するような試合」で多く勝たれているのでしょう。これだと、WTSDにもW$SD%にも反映されません)
ポーカーのスタッツを記録するHUDとは?見方について
基本的にオンラインポーカーでは、先ほどの項目でお伝えした各種のスタッツを自動集計してくれるHUD(ヘッズアップディスプレイ)機能がついています。
HUDの見方は、それぞれのアプリによって異なります。例えば、KKポーカーでは以下のように表示され、リングゲームとトーナメントでも表示項目が変わります。
KKポーカーのHUDについてもっと知りたい人は「KKポーカー(KKPoker)のHUDとは?データの見方やROIの目安を徹底解説!」の記事をご覧ください。
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内蔵されていないアプリを使用する場合には、ポーカートラッカーやホールデムマネージャーを利用してもいいでしょう。
ただし、ライブポーカーでは使用は認められない場合が多いので、頭の中で計算する必要があります。
ポーカースタッツ(HUD)の数値から読み取るプレイスタイルと戦い方
さて、ここからはポーカースタッツを実際に分析してプレイスタイル別の攻略法を簡単に解説していきます。
タイトアグレッシブ
プリフロップでの参加率が低く、フロップ以降のアクションが積極的なタイプを指します。
タイトアグレッシブの場合、VPIPは15%程度、CBET%が60%から70%です。
基本的にオープンレイズをしたら、必ずCBを打ってくると考えて良いですよ。
上位ハンドのみに絞って戦うためハンドレンジを絞り込みやすいのも特徴です。
初心者のプレイにおいては、比較的推奨されやすいプレイスタイルだと言えます。
タイトアグレッシブとの戦い方
タイトアグレッシブと確定している場合の戦い方は非常に簡単です。
ハンドレンジがある程度絞れているので、相手のレンジと被らない投機的なハンドがもっとも搾取しやすいでしょう。
ただし、タイトパッシブのプレイヤーがレイズやベットを選択した場合、かなり強いハンドである可能性があるため要注意です。
搾取を念頭に置くと、プレイヤースキルも求められるので、中級者から上級者に向けての登竜門としてエクスプロイトの練習を行いましょう。
ルースアグレッシブ
プリフロップでの参加率が高く、フロップ以降は積極的にアクションを取ってくるタイプを指します。
ルースアグレッシブプレイヤーのVPIPは15%から30%近くになり、ハンドレンジを読みにくいのが特徴です。
ただし、プリフロップでのレイズ率はタイトアグレッシブよりも低い傾向にあり、CBET%も少なくなります。
ルースアグレッシブを極めたプレイヤーは即座にこちらのテル(癖)を見抜き、嫌なベットやレイズを繰り出してるため注意が必要です。
ルースアグレッシブは幅広いハンドでゲームに参加するハイリスクな戦い方であることから、比較的上級者に多いプレイスタイルだと考えられます。
ルースアグレッシブとの戦い方
ルースアグレッシブプレイヤーとの戦い方は、こちらがハンドを絞る必要があります。
上位10パーセント程度のハンドでプレイを行い、相手がブラフを仕掛けてきたらコールをしながらスロープレイをするのが常套手段ですよ。
引きのポーカープレイが活きる場面なのでパッシブなプレイが正当化されます。
タイトパッシブ
プリフロップでの参加率が低く、フロップ以降も慎重なアクション選択を行うタイプのプレイヤーを指します。
コールやチェックといった選択肢を頻繁にとり、レイズを行うのは強いハンドを持った時に限定されるのがタイトパッシブの典型です。
パッシブは初心者に多い傾向にあり、VPIPは15%から30%程度あります。
そしてタイトパッシブだとCBET率が極端に下がり、「ヒットしなければ降りる」という戦法を繰り返します。
「ロック」などとも言われ、岩のように固い、つまり堅実なプレイをするタイプだと考えられるでしょう。
大きく負けることが無い反面、強いハンドを持った瞬間レイズやベットをしてくる、少々分かりやすいタイプだとも言えます。
タイトパッシブとの戦い方
タイトパッシブプレイヤーのほとんどは、初心者であり、ブラフが非常に有効です。
基本的にはガンガン降りてくるため、ブラフ頻度をあげるようにしましょう。
基本的にこの戦法であれば、極端に運が悪くなければバリューを取り続けられます。
こちらとしては基本的にツーペア以上の手が出てきた時だけ攻めていくようにすることも大切です。
相手はハンドを絞っているため、ワンペアではキッカー勝負で負ける可能性高いためです。
基本的には対策しやすい相手ですので、適度にブラフを挟んで、効果的に削っていく意識が重要でしょう。
ルーズパッシブ
プリフロップでの参加率が高く、フロップ以降はアクションを慎重に選択するタイプのプレイヤーです。
ルーズパッシブプレイヤーは、幅広いハンドでプリフロップに参加し、ポストフロップ以降はチェックやコールなどの消極的なプレイを行います。
彼らはプリフロップレイズ率が20%以上、CBET率も8割打ってくる可能性があるタイプです。
特にコールばかりを繰り返すプレイヤーのことを、「コーリングステーション」と呼びます。
あまり考えずコールを繰り返している勉強不足な初心者が大半ではありますが、まれに上級者がわざとルーズパッシブにプレイして罠にはめようとしているケースもあり注意が必要です。
ルーズパッシブとの戦い方
ルーズパッシブプレイヤーはどんなケースでも基本的にコールをしてくるため、ブラフが効果的ではありません。
タフコーラーの場合にはブラフ頻度を極度に減らして、強いハンドが出た際に攻めていくシンプルな戦い方が最も効果的でしょう。
ただし上級者と当たった場合には、有効な対策を打ちづらいため注意が必要です。
マニアック
マニアックとは、すべてのプリフロップに参加する、プレミアムハンドしか参加しないなど非常に極端なプレイを好むプレイヤーのことを指します。
PFRが5%だったり40%だったりと、非常に極端なスタッツを持っているのが特徴的です。
こちらからするとセオリー通りでないことから読みづらく、厄介な相手であるとも言えるでしょう。
マニアックとの戦い方
マニアックの場合、実は鉄強が多いため注意が必要です。
ハンドリーディングに長けており、初心者が立ち向かっても手の内を読まれてカモにされる恐れがあります。
こちらが非常に強いハンドを持っている時は別ですが、基本的に難しい判断が必要となることが多いことから戦いを避けた方が無難でしょう。
「触らぬ神に祟りなし」の精神で堅実にプレイすることが重要です。
戦い方が分かったところで、実際にKKポーカーでHUDを使いながら戦ってみましょう。
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スタッツの過信には要注意
スタッツへの理解は、ポーカーをプレイするうえでは欠かせません。
しかし、スタッツを過信することには要注意です。
スタッツはこれまでの戦績の積み重ねによって数値が決められますが、直近でプレイスタイルを変えたり急成長をしたりした場合は当てはまらないこともあるためです。
また、ポジションによってもプレイ傾向は変化することは多々あり、「スタッツが全て」とまでは考えない方が無難です。
特に極端なプレイをする相手に対しては、スタッツを当てにしすぎると痛い目を見ることがあります。
えっ、それじゃあどうしたら良いんだ……
スタッツはあくまでも参考程度にして、状況を見ながら柔軟にプレイできるようになるのが理想だね!……難しいけどね……
もちろんスタッツはチェックすることを前提にしたいところですが、スタッツだけですべてを決めるのが危険であることは頭においておきましょう!
ポーカートーナメントではスタッツとギアチェンジに要注意
さて、最後の項目ではVS中・上級者以上のプレイヤーとトーナメントで決戦する場合の注意点です。
相手が初期の頃タイトにプレイしていようと、ファイナルテーブルでは人が変わっていると認識した方がいいです。
プレイ人数が減ってくると、タイトアグレッシブなプレイヤーでもアグレッションが急激に増加し、ルースになる傾向があるからです。
特に終盤ヘッズアップの場合には、ワンペアが異常な強さを誇るので、ミドルペアでも自信をもってプレイするのが重要になりますよ。
ポーカーのスタッツを確認して対戦相手の優位に立とう!
今回の記事ではポーカーのスタッツの適正値や意味について詳しく解説してきました。
ライブポーカーでは簡単に測定できませんが、オンラインポーカーアプリでは意外と簡単に測定できます。
そのため、まずはライブをやるよりもオンラインポーカーで腕を磨き、ライブポーカーで更に対応力を増していく学習法が効果的です。
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