ポーカーのエクスプロイト戦略!GTOとの関連性も詳細に解説!

ポーカーのエクスプロイト戦略!GTOとの関連性も詳細に解説!

エクスプロイトってなんなの?

GTOとエクスプロイトって良く聞くけど結局なんだか良く分からない…

こんなお悩みはありませんか?

実は僕も最近になるまで、GTOとエクスプロイトってなんぞやについては詳しくありませんでした。

ただ、詳細に勉強していくうちに、自分のプレイの中で結構織り交ぜてるなと感じたので、理解した内容を詳細にお伝えしていきます。

今回の記事を読むと、エクスプロイト戦略の基礎が分かるので是非最後までご覧ください。

チップ君
今回の記事は中級者以上の内容になってるから、難しいなと感じたら初心者向けの記事か動画を見ることをおすすめするよ!
目次

エクスプロイトとは

エクスプロイトとは

ではまずテキサスホールデムのエクスプロイトの基本について詳しく解説していきます。

エクスプロイトの対義語としてGTO という概念があり、エクスプロイトの概念を理解するためには、GTO戦略についてもきちんと理解しておく必要があります。

そこで、エクスプロイトと GTO の違いについて深掘りしてお伝えしていきますよ。

早速見ていきましょう!

GTO戦略との違い

エクスプロイト(exploit)という言葉を英和辞典で引くと搾取という意味があります。

テキサスホールデムにおいて搾取とは、相手をトラップに引き込み、自分のバリューを最大化する行為を指します。

一方でGTO戦略については搾取されない戦略を指していますよ。

GTO戦略とは

GTO の正式名称はGame Theory optimalと呼称され、大学で数学や経済学を習っていると、ゲーム理論という名称で聞かれた方も多いと思います。

より詳しく解説するとかなり難解な問題になってしまうので、簡単に解説すると以下の通りです。

  1. じゃんけんをする際に相手は33%の頻度で各種の手を出してくる
  2. それに対抗してこちらも33%のランダムな各種手を出す
  3. 勝率は33%で引き分けも33%となる

相手の頻度戦略に対してバランスを取ることで、全体のバランスを均一にしていく戦略をGTO戦略と呼びます。

こちらをポーカーに当てはめ、分かりやすいように極論を示すと以下の通り。

  1. リバーまでチェックで回す
  2. 相手はリバーでブラフを100%打ってくる
  3. こちらは対抗策としてヒットしていれば100%の頻度でブラフキャッチを行う
  4. ただし、ペア以上でなければリバーでフォールドする

リバーまでにペアになる確率は50%弱のため、チェックで回って相手がリバーオールインを行っても勝率が50%のため、オッズが合っていると言えるでしょう。

※ただし、この場合のGTOでは相手とのスタック差がない状態を仮定としています。

上記のように、相手のアクション頻度によってこちらもアクション頻度を調整(バランス)することがGTO戦略の要と言えます。

ちなみに実際のGTO戦略では、ここにポジションやプレイスタイルなど様々な変数が存在するため計算がかなり複雑化している点には注意しましょう!

エクスプロイトとGTOどっちが結局いいの?

GTOが相手の搾取を防ぐ戦略であるのに対して、エクスプロイトはこちらの利益の最大化を目指すプレイ方法です。
どちらがいいかと問われると、以下の解答を行います。

  1. 相手の頻度戦略が分かるまではひたすらタイトにプレイする
  2. 相手の頻度戦略を完全に攻略できたらGTO通りにプレイする
  3. 相手がこちらの頻度戦略を見破ったと感じたらエクスプロイトに切り替える

多くの上級者は、GTO(頻度戦略)を常に入れ替え、アクションの割合に迷彩をかけて相手から見破れないようにしています

初心者(僕も含めて)ですが、バリューベットの割合やチェックの傾向など数値化するとかなり分かりやすくなっているので、テキサスホールデム上級者にフィッシュ扱いされてしまうんですね。

どちらの戦略も利用できるようにして、相手に隙を与えないポーカーをプレイしてみたいものです笑

チップ君
ほんと最近テキサスホールデムで強くなるには悩んでるよね…
GTOもきちんと学ぶと上級者の仲間入りを果たせるようになるかもね!

ポーカーでエクスプロイトするならプレイヤーの傾向を数値化する

ポーカーでエクスプロイトするならプレイヤーの傾向を数値化する

さて、ポーカーでエクスプロイトを行うためにはプレイヤーの傾向を数値化していく必要があります。

言い換えれば、統計的にプレイヤーの様々な数値を解析し、 解析した結果をもとに相手の隙につけ込むのがエクスプロイトと言えるでしょう。

エクスプロイトをきちんと行うためには、ポジションの重要性や、ハンドレンジの広さなど様々な点を解析していく必要があります。

そのため中級者以上がより高みに登るための一つの手段とも言えますね。

初心者の方にとってはかなり難しい話となるので、各種参考記事を掲載しておきます。

①プリフロップハンドレンジ

プリフロップのハンドレンジはプレイヤーの傾向によってかなり異なります。

例えばルースなプレイヤーであれば、 UTGで89sなど投機的なハンドで参加したりしますよ。

正直、ハンドレンジはかなり人によりけりなので、あくまでここでは参考的な数値を示しておきます。

ルース

ルースなプレイヤーは上位15%から45%程度のハンドで参加します。

UTGが15%をマークし、スタックに余裕があると参加率がかなり上がってくることに注意してくださいね。

例えば、200BB程度のスタックを持っているとUTGでも45sのようなハンドでも参加するでしょう。

タイト

タイトなプレイヤーは上位10%から40%程度のハンドで参加します。

例えポケットペアであっても、UTGでは7ポケ以上でないと参加しません。

タイトアグレッシブなプレイヤーは非常に多いですが、逆にハンドレンジを簡単に特定することも可能ですよ。

基本的にタイトなプレイヤーがUTGから参加する場合には、Axが基本で、xの部分には10以上が含まれると仮定しておくと良いでしょう。

ただし、ルースと同じようにスタック数によっては、ハンドレンジを広く取る場合もあるので注意して下さい。

ロック

ロックは専業ポーカープレイヤーに多い傾向であると言われています

一般的にはタイトよりもよりタイトなプレイヤーがこのような呼称で呼ばれますね。

ハンドレンジ的には5%〜30%程度と仮定してもいいでしょう

ロックに類型されるプレイヤーは基本的に、プレミアムハンド級でしかプレイしないため、プレイスタイルさえ分かれば簡単に傾向を読むことができますよ。

ただし、プロ級相手になると当然頻度戦略も取り入れてくるので、注意して望みたい相手です。

②アグレッション

続いてアグレッションについて解説していきます。

アグレッションとは、端的に言うとプリフロップ以降の攻撃性であり、アグレッシブとパッシブに分かれます。

アグレッシブ

アグレッシブなプレイヤーはオリジナルアグレッサーとして参加した場合、コンティニエーションベット率がかなり高まります

また、相手のベットに対しても3ベットを返すなどポットを獲得するためにリスクを厭わないプレイスタイルと言えるでしょう。

パッシブ

続いてパッシブ型のプレイヤーです。

アグレッサーのベットに対してレイズを返すよりも、コールで対応をしてしまい一見弱気なアクションが見てとれます

基本的にパッシブはあまり良くないプレイスタイルとして認知されていますが、スロープレイとして一時的にコールドコールで対応するプレイヤーがいる点にも注意が必要です。

初心者

初心者の傾向としては、ドローやヒットがある場合にパッシブになる可能性が非常に高いと言えます。

相手のレイズやベットに愚直についていくのがテキサスホールデム初心者の一つの傾向として言えるでしょう。

なぜこのようなプレイスタイルになるかというと、ポットオッズが分かっていない場合が多く、中級者以上が初心者とあたってブラフを行おうとすると、逆に搾取されてしまう事例を多々見かけます。

数値化すべきスタッツ

この項目最後は数値化すべきスタッツについてです。

スタッツとは、プレイヤーのプレイ傾向を数値化したもので、求めたいプレイ方法の回数÷ハンド総数で求められますよ。

VPIP

VPIPはハンドの参加率です。

ライブテキサスホールデムで、数ハンド見るだけではあまり統計的な意味はありませんが、オンラインにおいてはタイトかルースかを判断するため材料となります。

3ベット率

3ベット率は、相手のオープンレイズやベットに対して、どれだけリレイズを返しているかの割合を示します

3ベット頻度が多ければ、ブラフで行っている可能性が高く、逆に極端に低い場合はプレミアムハンドのみでリレイズを返している可能性が高いと考えられるでしょう。

3ベットフォールド率

3ベットフォールド率は、攻撃性の強弱を測るために用います

また、参加ハンドが広いか狭いかの指標にもなりますね。

なぜなら、3ベットにコールできるハンドはブラフを織り込まない限りあまり多くなく、3ベットに対して降りる選択をするのであれば、参加ハンドをかなり広く取っていると判断できます。

当然、3ベットに対してフォールドしやすいと判断できるのであれば、ブラフを多用して対応するのもいいでしょう。

プリフロップレイズ率

プリフロップレイズ率はポジション別に見ると効果を発揮します。

極論ですが、UTGで30%以上の参加率があるのであれば、初心者として見てもいいでしょう。

また、タイトかルースかを判断する材料ともなるのできちんと回数を把握しておきたいところです。

コンティニエーションベット率

最後にコンティニエーションベット率は、アグレッションを測るのに用いると良い指標です。

数値によってアグレッサーになった際に、どの程度攻撃性が増すのかを解析し、CBからセカンドバレル、トリプルバレルを打ち込んで来るのかも確認しましょう。

フロップナッツ級になれば、搾取の機会も多くなります。

プレイヤータイプ別のポーカーエクスプロイト戦略

プレイヤータイプ別のポーカーエクスプロイト戦略

続いての項目では、プレイヤータイプ別のエクスプロイト戦略を解説していきます。

基本的なプレイヤー種別である、

  1. タイトアグレッシブ
  2. ルースアグレッシブ
  3. フィッシュ

3類型について解説していきます。

タイトアグレッシブ

タイトアグレッシブなプレイヤーは、コンティニエーションベット率やセカンドバレル、トリプルバレルの率が非常に高くなります

なぜなら、自分のハンドに非常に自信を持っているからですね。

あなたがトップペアであっても、オーバーペアを持っている可能性があるため、ツーペア以上でスロープレイすると搾取が可能となります。

ルースアグレッシブ

ルースアグレッシブなプレイヤーは典型的にVPIPが高く、CB率も高めです。

ただ、3ベットに対しても簡単にコールすることが多々あるため、こちらのエクスプロイト戦略としては、プレミアム級のハンドでプリフロップ時点で搾取してしまいましょう。

相手のハンドレンジを読むスキルに優れている方も多いので、簡単に引き下がってくれることも多いですよ。

初心者(フィッシュ)

初心者やフィッシュはドローやミドル以上のペアで簡単にコールをしてくれます

ただ、ポットサイズベットやポットオーバーベットだと警戒されてしまうため、スモールボールベットが適切かなと考えています。

最後に捲られる可能性もあるため、オールインには十分注意して対応して下さい。

ポーカーでエクスプロイトをする際に考えること

ポーカーでエクスプロイトをする際に考えること

最後の項目ではエクスプロイトを行う際に考えるポイントを3つご紹介していきます。

相手のハンドレンジがどうなっているか

エクスプロイトをする際には相手のハンドレンジを十分に理解しておく必要があります。

相手がタイトなのかルースなのか見破るのも必要ですし、どれくらいのハンドレンジを構築しているのかも分析しておく必要があります。

ポジションやハンドレンジについて理解できているかどうか

また、相手のポーカーレベルを確認するのも重要です。

エクスプロイトには当然ブラフでの搾取も取り入れないといけないので、相手が初心者の場合、タフコールでブラフキャッチされた事例もたくさんあります。

こちらがテキサスホールデムを分かっていても、結局相手が分かっていないから負けてしまう事態だけは避けて欲しいところです。

相手は理論的に考えられる相手か

先ほどの項目と被る点もありますが、相手が論理的に動くタイプかどうかも重要です。

なぜなら、ドロー大好き系のプレイヤーが相手となると、こちらのバリューベットもタフコールされてしまうからです。

勝率などをきちんと考えてプレイできるプレイヤーかどうかをきちんと確かめ、逆にエクスプロイトを仕掛けるようにしてください。

GTO戦略とエクスプロイト戦略を混ぜてポーカーで優位に立とう!

GTO戦略とエクスプロイト戦略を混ぜてポーカーで優位に立とう!

今回の記事ではエクスプロイト戦略について詳しく解説してきました

エクスプロイトを完璧に使いこなすためには、GTO戦略にも明るくないといけません。

更にプレイ中に様々な情報(スタッツ)を分析し、傾向を読み取る力も必要になってきます。

ただ、高度にこなせるようになると、対勝率における獲得ポット額は爆上げになるので是非チャレンジしてみて下さい。

まだテキサスホールデムのポーカー基礎ルールを覚えきれていないあなたは、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。

最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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