【ポーカー用語】ポラライズとは?

【ポーカー用語】ポラライズとは?

ポラライズされたベッドって何を指しているの?

ポラライズってポーカーでどうやってやるんだろう?

こんなお悩みはありませんか?

ポラライズしたベットはとても難しく、何のハンドも持っていないのにポットオーバーを打つなんて普通のプレイヤーでは無理です。

でも、そのプレイができるようになると、プロポーカープレイヤーのような、プレイラインを取ることもできちゃいます!

かっこよく相手をフォールドさせれば、一躍有名人になれる可能性もあるので、ポラライズを学んで強くなっていきましょう

ちなみに、ポラライズといえば、中村多聞さんのポラエモンが有名ですよね。

分かりやすくポラライズとはどんなプレイなのかが分かるので、ぜひ見てみてください。

チップ君
ポラライズができるようになると、ブラフも楽になるよ!
ブラフの関連記事を見てみようね
目次

ポーカーのポラライズベットの意味とは

ポーカーのポラライズベットの意味とは.

ポーカーのポラライズベットの意味は、混乱させる賭け方です

持っているハンドが、とても強いか弱いかの二択で、マージナルなハンドがないことを主張できるのが、ポラライズベットの特徴です。

初心者がアグレッシブなベットをしていると、意図せずポラライズベットをして上級者や中級者を悩ませることでしょう。

ただ、ポラライズベットを覚えることで、あなたのポーカースキルはぐんと伸びていくのでぜひ実践してみてくださいね。

チップ君
ここではポラライズを押さえようね!
ポラライズの意味を知っておくとプレイに反映しやすいです。

ポラライズドとは

ポラライズとポラライズドは全く異なる意味を持っています。

というのも、ポラライズドの意味には「混乱させられた」が含まれるからです。

相手のポラライズベットに対して、レイズやベットを受けた側がポラライズドとなるので、使い方には要注意です。

ただ、日本のアミューズメントカジノではポラライズドはあまり使われない単語なので、あまり意識しなくてもいいでしょう。

頭の片隅に置いておいてください。

ポーカーのポラライズを一度確認してみよう

ポーカーのポラライズを一度確認してみよう

それではポーカーのポラライズについて一度確認していきましょう。

具体的な内容は以下の通りです。

  • プリフロップのポラライズレンジを考える
  • 実戦でポラライズベットしたシチュエーション
  • ポラライズはシチュエーションによって異なること

それぞれ解説していきます。

チップ君
ここからは少し中級者向けの内容かな…
中級者でも難しいと感じたら他記事で勉強してみて!

プリフロップのポラライズレンジを考える

まずはプリフロップのポラライズレンジを考えてみましょう

具体的にポラライズする時のレンジは、オープンレイズに対して3ベット、もしくは3ベットに対する4ベットです。

5ベットになってくると、プリフロップにおいては、AAもしくはKKのプレミアハンドの場合が多いのであまり考えなくても良いでしょう

3betレンジ

大前提として、3betレンジはオープンレイズしたポジションから、どのポジションが3ベットするかによってレンジが異なってきます。

そのため、今回はUTG2.5bbオープンの、HJ(ハイジャック)が3ベットした時を考えてみます。

すると、以下のようなレンジ表ができあがります。

ポラライズ 3betレンジ

99以降の強いハンドは当然3betする可能性は高いのですが、76sや65sといったマージナルよりのハンドがポラライズしているといえるでしょう。

UTGがオープンしていることから、仮に76sでフラッシュやストレートを完成すると利益的になりますし、相手にも悟られづらいといったメリットがあります。

4betレンジ

それでは、あなたのポジションがHJでCO(カットオフ)から3ベットが返ってきたときの、4ベットレンジを想定してみましょう

4ベットとなると、レンジがかなり狭まるので、TT以下がポラライズレンジになりえます。

ポラライズ 4betレンジ

また、A5s以下もストレートとナッツフラッシュが狙えるため、ポラライズするのに有効なハンドといえるでしょう。

ただ、ここまで見てきたのはあくまでプリフロップレンジです。

特に上級者レベルになってくると、フロップ・ターン・リバーで難しい判断を迫るポラライズベットをしがちなので、その例を確認していきます。

実戦でポラライズベットしたシチュエーション

筆者が実際にポラライズベットで利益的なアクションを起こせた実戦例をお伝えすると以下の通りです。

  1. プリフロップUTGから2.5BBオープン(HJ(自分)コール、BBコール)
  2. フロップA・Q・J、UTG(ヒーロー)チェック、HJドンクベット、コールドコール
  3. ターンラグのカード、UTG(ヒーロー)チェック、HJオール・イン、BBコール、UTGフォールド
  4. リバーラグ、HJ勝利

筆者はAKを持っていたので、フロップ時点でガットショットのストレート+Aヒットトップキッカーでした。

そのため、ドンクベットし、次のターンではオール・インをしたところ、UTGがフォールドして、BBがコールするも勝利します。

このときUTGが実は、QJのツーペアだったのですが、筆者がドンクベットでポラライズしたところ、AQやAJを疑いフォールドまで持ち込んでいるのです。

このように、ポラライズベットはストリートによって、相手に対し際どい選択を迫ることで、勝利を掴むブラフにも変化しますよ。

チップ君
強気に行ったのが功を奏したみたい
とてもウェットなボードだったから、筆者もドキドキです笑

ポラライズはシチュエーションによって異なる

先ほどの例のように、ポラライズはシチュエーションによって異なってきます

もちろん、ナッツ級のハンドを持っている時には相手は、絶対に降りないでしょうしレイズもしかけてきます。

こうなってしまえばこちらが追い込まれてしまいますが、それ以外のシチュエーションでは難しい判断を相手に迫れますよ。

そのため、ポラライズすることによって、主導権を握り、エクスプロイトしたり、ブラフを成功させたりと様々な活躍が期待できます。

ポーカーのポラライズするレンジを考える

先ほどプリフロップでのポラライズするレンジを考えていましたが、ポラライズベットが多いのは、ターンやリバーの時です。

ポラライズして利益を取ることを意識すると、自分のハンドがショーダウンバリューがないかもしくは、ナッツ級に強く大きく利益を取れる時に行うことが分かりますね。

それではどのようなレンジで、ポラライズベットが行われやすいのか確認していきます。

チップ君
ポーカーのポラライズは本当に利益的!
ナッツ状態でスナップコールされたらハンド見せられないけどね笑

ライナーレンジ

ポラライズ ライナーレンジ

まずUTGがオープンレイズするレンジに近いライナーレンジがあります。

このレンジは対AKで勝率が50%付近まであると意識すると分かりやすいです。

そのため、ストリートにAが落ちた場合にはかなり警戒しなければなりません。

キャップレンジ

ポラライズ キャップレンジ

キャップされらレンジは、BBがオープンレイズに対してコールするレンジを考えれば分かりやすいでしょう。

というのも、キャップされたレンジはマージナルなハンドが多く、ストリートにローカードが落ちると有利になる場合が多いです。

仮にこのレンジでポラライズを仕掛けるとなると、ローカードがストリートに多く出ており、相手がプレミアムハンドを持っている場合に仕掛けることとなります。

ポーカーでポラライズするメリット

ポーカーでポラライズするメリット

ここまでポーカーでポラライズする方法やレンジについて詳しく見てきましたが、ポラライズを理解することはそのままレンジを理解することになります。

では、実際にポラライズをするとなると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

具体的には以下の通りです。

  1. ベットしているから相手に選択を委ねられる
  2. エクスプロイトできる
  3. ハンドレンジに迷彩を掛けられる

それぞれ、解説していきます。

チップ君
上級者になると本当にハンドが分からなくなるよ
だから、ガッツコールしてハンドを見に行くのも利益的になるかもしれないね

ポラライズのメリット①ベットしているから相手に選択を委ねられる

ポーカーでポラライズベットするメリットの1つ目は、ベットしているから相手に選択を委ねられる点です。

ポーカーにおいて相手をフォールドさせるためには、こちらからベットもしくはレイズするしかありません。

そのため、ポットオーバーベットを繰り出し、相手に「強いのか弱いのかどっちか選べ」と選択を委ねられます。

この効果は絶大で、50%の選択肢を相手から委ねられると迷いが生じてしまうんですね。

それを上手に利用すれば、筆者が解説した事例のように負けているハンドでも、相手を降ろして勝つことも可能です。

ポラライズのメリット②エクスプロイトできる

ポラライズベットのメリットは、勝ちを確信している相手に対して、エクスプロイトできる可能性が高い点もあげられます。

エクスプロイトとは、相手の隙きに漬け込んで搾取する戦略でGTOとは真逆の性質を持ちます

特にポラライズは相手が上級者であればあるほど効果的で、ブラフにも利用できます

というのも、こちらがレンジを利用して戦っていると相手が悟っていれば、全くヒットしていないのに、ストリートを利用して降ろすこともできるからです。

ポラライズのメリット③ハンドレンジに迷彩を掛けられる

最後のメリットはハンドレンジに迷彩を掛けられることです。

たとえば、BBがオープンレイズにコールしたとすると、キャップレンジであると相手は考え込んでしまいます

となると、BBがAAの場合どのようなプレイになるでしょうか。

仮にストリートにA・K・Qと落ちた場合、相手からトリプルバレルまでを見込めるでしょう。

ただ、Aのセットが完成しているので、BBは余裕を持ってプレイできます。

そして、相手のオール・インに対してもコールし勝てば、今後、相手からはBBでAAを持っているのに3ベットしないプレイヤーとして見られます。

このような流れでポラライズしたコールであったり、ベットであったりを繰り返すことで、あなたのハンドレンジに迷彩を掛けられるでしょう。

すると、上級者相手であっても警戒されて、有利な展開に持ち込みやすくなります。

まとめ:ポーカーのポラライズをオンラインでも試してみよう!

今回の記事ではポーカーのポラライズについて詳しく解説してきました。

ポラライズベットは使い方を間違えなければ強力な武器になります。

そのため、色々なところで実践してリアルのキャッシュゲームやトーナメントでも使えるようにしましょう。

その実践の場としてオンラインポーカーはとても有効なので、気になる方はぜひ以下の記事を読んでみてください。

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