ポーカーの「ラビットハント(ウサギ狩り)」とは、ショーダウンをしないでゲームが終わった時に、ショーダウンまでいけば配られたはずのカードを見る行為を指すポーカー用語です。
一見、難しいポーカーの専門用語に聞こえますが、意味を知っておくことでルールの理解度を深めたり、プレイに取り入れるメリットやデメリットを知ることができます。
この記事では、ポーカーの「ラビットハント」について、意味や由来、メリットやデメリットなどについて解説します。
本当だったらが配られたのか気になるから、ラビットハントで見れるのは嬉しいね!
使い方によってはメンタルにダメージを受けるからタイミングが重要だよ。それから禁止されていることもあるから使う時は慎重にね。
- ポーカーのラビットハントは未公開のカードを公開すること
- ポーカーのラビットハントの由来は実際のウサギ狩りからきている説が有力
- ラビットハントと同じ意味で「フォックスハント(キツネ狩り)」という言葉もある
- ポーカーのラビットハントは禁止行為に指定されることもあるので要注意!
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ポーカーの「ラビットハント」とは
「ラビットハント」とは、「ウサギ狩り」「ラビットハンティング」などとも呼ばれ、ゲームがショーダウンまでいかずに終了した場合、未公開のコミュニティカードを見る行為を指します。
ラビットハントをすることで「もしフォールドしないでゲームを続けていたら」といった想定でシミュレーションができます。
ラビットハントの由来は諸説ありますが、見つけるのが難しいカードを見つける行為を穴に隠れ見つけづらいウサギ狩りにちなんで付けられたと考えられています。
ちなみに、テレビ番組などでポーカーを配信する際、公開されたかもしれないコミュニティカードを映すカメラは「ラビットカム」と呼ばれています。
ライブポーカーなどでは利用できないケースもありますが、オンラインポーカーの中にはラビットハントを利用できるアプリもあります。
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ラビットハントと同じ「フォックスハント(キツネ狩り)」とは
ポーカーの専門用語には「フォックスハント(キツネ狩り)」というものもあります。
フォックスハントの意味はラビットハントと同じで、使い分けについて明確なルールや線引きはありません。
ただ、ポーカーではラビットハントの方が使われるケースが多いため、ラビットハントで覚えておくようにしましょう。
ポーカーのラビットハントは損?メリット・デメリットとは
ポーカーのラビットハントは未公開のカードを見ることのできる行為ですが、必ずしもいい結果が得られるわけではありません。
ここでは、ラビットハントをするメリットやデメリットについて考えてみましょう。
ポーカーでラビットハントするメリット
ポーカーでラビットハントをするメリットとしては、自分の選択が正しかったかを判断できることです。
例えば、ゲームでフォールドしたものの本当に合っていたのか知りたい人がラビットハントをしたとします。
配られる予定だったカードを使ってもハンドが弱い場合、フォールドの選択は正しいと言えるでしょう。自分の選択に安心感と自信を持つことができます。
もう1つのメリットとしては、未公開のカードを見ることで他のプレイヤーにブラフする可能性があったかを推測できることです。
相手がどんな風にブラフを張っていたもしくは張る可能性があったのかという情報を得られれば、ラビットハントには大きなメリットがあると考えられるでしょう。
ポーカーでラビットハントするデメリット
ポーカーでラビットハントをするデメリットとしては、メンタル面で揺らいでしまう可能性がある点です。
メリットで自分の選択に自信を持てると言いましたが、やむなくフォールドした後にラビットハントをした時に勝率の高いカードだった場合、「ああ、これなら勝てたのに」などと考えて精神的なブレに繋がります。
ラビットハントは大きなメリットを得られる可能性も秘めている一方で、後のゲームプレイに支障をきたすようなメンタルへの影響がある可能性もあります。
また、相手にも自分のハンドや未公開カードが開示されるので、情報を与えることになるのもデメリットです。
じゃあ、ラビットハントはいつのタイミングで使えばいいの?
メンタル面も考えると、勝った時とかかな。できるだけ相手に情報を与えないことを考えると、ブラフしていない時に使うことをおすすめするよ!
ラビットハントが禁止の場合もある
「ラビットハント」は使用可能なこともあれば、禁止行為として設定されていることもあるため注意が必要です。
特にトーナメントはラビットハントをすることで、一々ゲームを止めることになるので禁止されているケースが多いでしょう。
大会やポーカールーム、オンラインポーカーのルールによって変わるので、ラビットハントが使えるのかどうか事前に確認してください。
禁止されている可能性を踏まえて、普段から「ラビットハント」ありきで考える癖をつけるのは避けた方が良いでしょう。
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ポーカーのラビットハントは状況によって使い分けよう!
ポーカーの「ラビットハント(ウサギ狩り)」とは、未公開だったコミュニティカードを公開する行為を指します。
ラビットハントをすることで他のプレイヤーのブラフがわかるなどのメリットもあれば、自分のメンタルに良くない影響を及ぼすなどのデメリットがあります。
場面や自分の状況などを踏まえて使い分けるようにしましょう。
また、「ラビットハント」は大会やゲームによっては禁止行為であるため、確認せずにおこなうとペナルティの対象となります。
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